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アルコールって太るの?
残念ながら太ります。。
正確に言うと中性脂肪の材料になります。
「え!糖質オフなら大丈夫じゃないの?」
「おつまみが太るんでしょ?」
確かに間違いではないのですが、糖質も中性脂肪の材料になるし、アルコールも中性脂肪の材料になるんです。。。
だから、糖質が少なくても、アルコール度数が多ければ同じですよね。。。
肝臓の機能が下がって、痩せにくくなってるかも・・・
休肝日をつくろう!とよく言われるけど、肝臓はアルコールを分解するためにすごく使われるんだ!
だからダイエット中は、アルコール自体が太るというのもあるけど、痩せる為の機能を低下させて痩せにくくしてしまう!とうのもあるんだ!
例えば
・脂肪の消化吸収機能の低下
・血液中に必要なビタミンを放出する機能の低下
・糖をエネルギーに変える能力が低下
などなど。
お酒を飲むなら摂った方がいい栄養素は何?
その①~肝機能を整える栄養素 ビタミン~
肝臓はビタミンの貯蔵庫!
ビタミンを枯渇させないよう摂取しておくことで、アルコールの処理能力を上げることができるよ!
特にお酒を飲むときに意識したいのが、
・ビタミンB群
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンB群は豚肉、玄米、豆類など
・ビタミンAはレバー、ニンジンなど
・ビタミンCは柑橘系、野菜全般など
・ビタミンEはナッツ類、魚介類、アボカドなど
に含まれているよ
その②~肝臓を修復する栄養素 タンパク質~
アルコールで傷んだ肝臓を修復する機能を持つのがタンパク質!
タンパク質は筋肉だけでなく臓器の材料にもなり、肝臓も例外ではないよ。
タンパク質を多く含む食材としては
肉、魚、卵、豆などがあるよ。
その③~毒素を排出するために必要なもの 水~
「ビールはガソリン、汗をかいたらビールで水分補給」
なんて言ってない?
もちろんお酒は液体だけど、アルコールを排出するために大量の水が体の中で使われてるんだ!
一説によるとビール1リットルを処理するためには水が1.1リットル必要だとか・・・。
飲み過ぎて足がつったなんてこともありますが、体内の水分が抜けて脱水状態に・・。
普段以上に水による代謝を進めないと、こういった状況に陥ります。
少なくとも飲んだ量と同じだけ水は摂取しておこう!
お酒の種類にも注意が必要
発泡酒と生ビールの違い
家飲みの機会が増え、缶ビールや缶チューハイを飲む機会が増えていませんか?
ビールにも発泡酒や第三のビールなど様々な種類のものが発売されているよね★
発泡酒や第三のビールは値段が安く、糖質カットの商品も多く出ているのでついつい手に取ってしまうことも・・・。
これらにどんな違いがあるか知ってる?
一番大きな違いは、
ビールは、天然成分のみ。
ビールは麦芽・ホップ・水を原料として生成されています。
いわゆる天然成分です。
発泡酒や第三のビールは、食品添加物OK。
それに対して発泡酒や第三のビールは、ビールに似た風味を出すために香料や着色料、甘味料が使われています。
いわゆる食品添加物です。
全ての商品が食品添加物に埋もれているわけではありませんが、安いのにはこういった理由があります。
最恐のストロング系チューハイ
個人的に最も注意が必要と感じるのは、アルコール分が高いストロング系チューハイ。
理由は3つ
①甘味料などの食品添加物が多く含まれている
②アルコール度数が高いのに、飲めてしまう
③依存性が高い
飲んだことがある人にはこの3つの理由が容易に想像できると思います。
おそらく、当初はストロング系チューハイを飲んだら悪酔いする方が多かったのではないでしょうか?
そこで辞めることができれば良いのですが、やはり安くてすぐ酔えるということで負のループにはまってしまった方もいるはず。
ダイエット時のお酒のデメリット
判断力が鈍り、食欲や飲酒のコントロールが効かなくなる
血中アルコール濃度が高くなると、脳に到達するアルコール量が増えてしまうよね。
そのことにより、脳や神経の働きが弱くなり、注意力や判断力の低下が生まれてしまうんだ!
ダイエット中だからご飯の量をコントロールしていたはずなのに…
お酒は少量にしておこうと決めていたのに…
緊張の糸が途切れて痛い目にあった方は多くいるはず・・・。
アルコールが中性脂肪を増やす原因となる
アルコール自身は直接中性脂肪にはならないと言われています。
エンプティカロリーと言われている所以はそこにあります。
ただ、体は有害なアルコールを排出するために全戦力を動員します。
その間にほかの物質の分解は止まり、アルコール分解に集中します。
ここで行き場を失うのが糖質などの中性脂肪に変わりやすい栄養素です。
アルコールのために処理が遅れ、体に滞留し、結果として肥満の原因になるのです。
体に必要な栄養素がアルコールに奪われる
アルコールを排出するために動員される戦力は、体に必要な栄養素が多く含まれます。
本当は健康レベルを維持、上昇させるために必要な栄養素がアルコールという外敵をやっつけるために戦地へ赴いてしまいます。
結果として体の機能が低下し、間接的であれダイエットに悪影響を及ぼします。
具体的なお酒の飲み方
お酒を飲む前に
乾いた喉への最初の一杯、美味しいのはわかります。
ただ、水分が枯渇した状態でアルコールを入れると体は更に枯渇します。
また空きっ腹状態でお酒を飲んでもアルコール吸収速度が速くなり、体は悲鳴をあげます。
ですので、お酒を飲む前にある程度お腹を満たしておく必要があります。
そこでオススメなのがプロテイン。
プロテインはある程度お腹を満たしてくれるのに加え、水分補給もできます。
そして何より、肝臓を修復する重要な栄養素となるので
飲む前から肝臓を守るための準備が整います。
飲む前にプロテイン
飲む前にプロテイン
飲みの最中は
プロテインで飲む前の準備ができたら、お酒を楽しみましょう。
飲んでる最中に注意したいのは
・お酒とともに、お水をしっかり飲む
・おつまみにナッツ類や豆類、肉、卵料理を取り入れる
・質の良いお酒を少量楽しむようにする
これです。
お水を飲む理由は、前述の通り脱水状態を防ぐためというのがありますが、
根本的にお酒の量をへらすために水をしっかり飲む
という大事な要素があります。
正直、お酒を飲んでいるときに水を挟むと次のお酒のおいしさが半減してしまいます。
ただ、それでいいんです。
そして、おつまみの筆頭はナッツ類。
タンパク質だけでなく、ビタミンを多く含んでおり、アルコールをスムーズに分解するためにはこれらの助けが必要となります。
飲んだ後は
〆にラーメンが欲しくなるのは、脱水からくるナトリウム不足。
汁物で、塩分がしっかり摂れるラーメンが欲しくなるのは本能的に間違いではありません。
ただ、太る原因になるのは確か。
肝臓がアルコールを分解している最中に、糖質と脂質の塊をぶっこむと…。
ここでラーメンをぐっとこらえて「味噌汁」で〆を楽しみましょう。
水分、塩分が補給できるうえ、味噌は大豆の発酵食品であるためタンパク質補給もできます。
豆腐の味噌汁なんかだとよい良いですね。
ちなみに私は梅干と白湯もありだと感じています。
ナトリウム不足は梅干で補い、白湯で体を落ち着かせるというチョイス。
是非試してみてください。
まとめ
・お酒は飲まないにこしたことはない。
・飲むならアルコール量を減らし、体内機能を整える栄養素を増やす。
・具体的には、タンパク質、ビタミン、水。
・安価な酒を多く飲もうとせず、質の良いお酒を少量楽しむようにする。
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