加圧トレーニングとは??
加圧(KAATU)トレーニングは、特別なベルトを腕や脚に巻いて血流を一時的に制限しながら行うトレーニング方法です。これにより、軽い運動でも効果的に筋肉を鍛えることができ、女性の方でも短時間で効率的にトレーニングができます。
加圧トレーニングの5大効果
加圧トレーニングにはさまざまな嬉しい効果があります。
その代表的な効果は以下の5つになります。
1.ダイエット効果(脂肪燃焼)
加圧トレーニングのダイエット効果は、脂肪燃焼と代謝基礎の向上が主な特徴です。
成長ホルモンの分泌が増加し、脂肪分解が促進され、効率的に脂肪が燃焼されます。これにより基礎代謝が続き、運動後もカロリー消費が続く「アフターバーン効果」が得られます。
軽い負荷で効果的に鍛えられるため、リバウンドしにくく、無理なく続けられるダイエット法として人気があります。
2.血行促進(冷え性改善)
加圧トレーニングによる血行促進効果は、血流を一時的に制限し、その後に血流を一気に回復させることで得られます。
この過程で酸素や栄養が筋肉や組織に効率よく供給され、疲労回復が早くなり、冷え性やむくみの改善効果も期待できます
3.回復力アップ(怪我の早期回復)
加圧トレーニングの効果の一つである「回復力アップ」は、筋肉や体の修復能力を高める点にあります。
加圧によって血流が一時的に制限され、その後解除されることで血流がこれにより、筋肉や組織に栄養や酸素が効率よく浸透し、疲労物質の排出も促進されます。このプロセスが回復を早め、筋肉痛の軽減やケガからの復帰を助けるため、トレーニング後の回復力が向上するとされています。
4.筋力アップ(筋肥大)
5.若返り・美肌(アンチエイジング)
加圧トレーニングの「若返り・美肌」効果は、成長ホルモンの分泌が大きく関わっています。
加圧により血流が制限されると、トレーニング後に成長ホルモンが通常よりも多く分泌されます。また、血流の増加によって肌の代謝が向上し、老廃物の排出が促進されることで、シミやくすみの改善が期待できるため、若い肌を助けると言われています。
加圧トレーニングの特徴【短時間・短期間・低負荷】
加圧トレーニングは、通常のトレーニングに比べて成長ホルモンが多く分泌されるという特徴があります。その結果、短時間や短期間で効果を実感することが可能です。
さらに、血流を制限することで、高重量を扱うウェイトトレーニングとは異なり、低負荷でも同等の効果を得ることができます。
加圧トレーニングが短時間・短期間・低負荷でよい理由
理由その1・成長ホルモンの分泌が通常時の290倍分泌される
成長ホルモンってなに?
まず成長ホルモンとはなんでしょうか?
それは体に受けた刺激に伴い、脳の下垂体前葉から分泌されるホルモンの一種です。
この成長ホルモンは名前の通り体を成長させるホルモンのため、新陳代謝を促してくれます。これにより、加圧トレーニングの5大効果にもあった筋力アップや脂肪燃焼、また肌の入れ替えを促進してくれます。
何故、加圧トレーニングは通常時より290倍の成長ホルモンがでるの?
成長ホルモンは、運動によって発生した乳酸の濃度に比例して分泌されます。
そこに目を付けたのが加圧トレーニングです。専用のベルトを巻き血流を制限し運動することで、乳酸が筋肉中に留まり脳から多量の成長ホルモンが分泌されます。最大で通常時の290倍と言われています。
理由その2・速筋と遅筋を同時に鍛えられるから
速筋と遅筋ってなに?
筋肉は速筋と遅筋に分かれており、
筋トレなどの負荷が強く瞬発的な運動(無酸素運動)などに使われるのが速筋。
マラソンなどの低強度で持続的な運動(有酸素運動)に使われるのが遅筋です。
それぞれ鍛え方が違うため同時に鍛えることができないとされています。
加圧トレーニングは速筋と遅筋が同時に鍛えられる!?
加圧トレーニングは低負荷な運動な為、前半は遅筋使われます。
しかし、ベルトによる血流制限をしているため、酸素量が不足してきます。遅筋は有酸素運動とも呼ばれ、活動するのに酸素が必要な運動です。酸素が不足してくると無酸素でも活動できる速筋が活動し始める為、加圧トレーニングは両方の筋肉が鍛えられると言われています。
下の図は、加圧トレーニング(低強度)をした時と、通常のトレーニング(低高度と高強度)をした時の比較実験の結果になります。
高強度のトレーニングをした時よりも加圧トレーニングで行った時の方が筋肥大の割合が大きい事がわかります。ここからも加圧トレーニングが短期間で結果がでるということがわかりますね!
理由その3:加圧トレーニング時は高負荷より低負荷の方が乳酸が蓄積するから
上記の実験結果をみると「加圧しながら、高負荷でトレーニングするのが一番効率的なのでは?」と思ってしまいませんか?
確かに通常のトレーニングですと、高負荷の方が結果は出やすいのですが、加圧トレーニングの場合はそういう訳ではありません。
加圧トレーニングはベルトによって血流を制限して乳酸の濃度を高めていくものになります。そこで高負荷のトレーニングをしてしまうと、筋肉が強く収縮する為、ポンプの作用が強く折角溜めていた乳酸がベルトを越えて出て行ってしまいます。
つまり、加圧トレーニングは低負荷の運動の方が乳酸が溜まるということになります。このことからも加圧トレーニングは低負荷でよいということがわかりますね★
加圧トレーニングのデメリット
ここまで加圧トレーニングのメリットをお伝えしましたが、デメリットがないわけではありません。加圧トレーニングのデメリットもまとめましたので参考にしてください。
デメリット1:貧血のリスクがある
加圧トレーニングは血流を制限して行うトレーニング方法のため、一過性の貧血が起こることがあります。特に寝不足、二日酔い、生理中などの場合は控えた方が無難です。
また加圧トレーニングを受けていて半年~1年間で1回ぐらい起こる程度なら続けても問題ありませんが、2、3回に1回起こるようでしたら加圧トレーニングの圧の見直しや、運動自体を変えてしまう事をおススメします。
そのようなお客様がPRIMOでいらっしゃった場合は、ピラティスなどもご利用頂けますので、相談しながら運動種目を決めていきましょう。
デメリット2:ベルトが邪魔になる場合がある
腕の付け根と脚の付け根にベルトを巻く為、肩関節や股関節の繊細な動きを阻害してしまう事があります。姿勢改善や歩行動作の改善をするときなどは繊細な筋肉(インナーマッスルなど)を使えるようにしたいので、加圧ベルトを巻いてのトレーニングは不向きだと考えています。
姿勢改善を希望されるお客様には、マシンピラティスなどをおススメさせて頂いております。
デメリット3:腕に内出血のようなものができる
加圧トレーニングをすると、赤い点々が出る事があります。内出血のように見えるのですが、血管が圧迫されて血の赤色の色素が浮かび上がった点状出血とよばれる内出血とは別の現象です。
もちろん身体に害はなく2~3日にで消えるので基本的に問題はありません。
ただPRIMOでは、ウエディング前の方や、旅行で水着になる予定がある場合は、直前のトレーニングに関しては加圧とは別のトレーニングをご提案させて頂いております。
各店舗の紹介
PRIMO八尾店
大阪府八尾市東本町3-3-10-201
URL:http://www.primo-diet.com/
TEL:072-990-0887
PRIMOplus長居店
大阪府大阪市住吉区長居東4-13-24
TEL:06-6694-9060
URL:https://primo-nagai.com/
PLAYoga八尾店
大阪府八尾市東本町3-6-13-2F
URL:https://www.playoga.jp/
TEL:072-990-0887
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