その肩こり、肩が原因じゃないかもしれません。
「肩が痛いのに原因は股関節だった」
「腰が痛いのに、実は足首が原因だった」
トレーニングや身体のケアをしていると、このようなケースは意外と多くあります。
実はこれは、身体の関節の役割に関係しています。今回は、トレーナーや治療家の世界でよく知られている
「Joint by Joint Theory(ジョイントバイジョイント理論)」
について分かりやすく解説します。
Joint by Joint Theoryとは?
Joint by Joint Theoryとは、「関節ごとに役割が決まっている」という考え方です。
身体の関節はすべて同じ働きをしているわけではなく、大きく分けると
①安定(スタビリティ)担当
②動き(モビリティ)担当
の2種類に分かれます。そして重要なのは身体はこの2つが交互に並んでいるということです。
関節の役割の並び
身体の関節は、下から上に向かってこのように並んでいます。
| 関節 | 役割 |
|---|---|
| 足首 | 動く(モビリティ) |
| 膝 | 安定(スタビリティ) |
| 股関節 | 動く(モビリティ) |
| 腰 | 安定(スタビリティ) |
| 胸椎 | 動く(モビリティ) |
| 肩甲骨 | 安定(スタビリティ) |
| 肩関節 | 動く(モビリティ) |
つまり
動く関節 → 安定する関節 → 動く関節
というリズムになっています。
なぜこの考え方が重要なのか?
もし動くべき関節が動かなくなるとどうなるでしょうか?
身体は代わりに別の関節で動きを補おうとします。
これを代償動作と呼びます。
例えば
× 足首が硬い⇒膝が過剰に動く⇒膝の痛み
× 股関節が硬い⇒腰が動きすぎる⇒腰痛
× 胸椎が硬い⇒肩が代わりに動く⇒肩のインピンジメント
つまり痛い場所=原因ではないことが多いのです。
だからストレッチだけでは改善しないこともある
例えば「腰が痛い」と感じた時、腰のストレッチだけをしても改善しないケースがあります。
なぜなら原因が股関節の硬さかもしれないからです。
その場合必要なのは
- 股関節の可動域改善
- 体幹の安定性
- 動作の修正
になります。
PRIMOで大切にしていること
PRIMOでは「痛い場所だけをみる」のではなく身体全体の動きのつながりを見ています。
例えば
- 足首
- 股関節
- 胸椎
- 肩甲骨
など全身の連動を確認します。
身体はすべてつながっているからです。
まとめ
Joint by Joint Theoryを簡単にまとめると
- 関節にはそれぞれ役割がある
- 動く関節と安定する関節が交互に並んでいる
- 動くべき関節が動かないと他の関節が代償する
- それが痛みの原因になることが多い
最後に
「肩が痛い」
「腰が痛い」
その原因は痛い場所とは別の場所にあることも少なくありません。
身体は一つのチームのようなものです。PRIMOでは身体を部分ではなく全体として見ることで、より根本的な改善を目指しています。